7月18日 一人の帰京
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十六日の夜にはどうなることかと思いましたが、その後は何事もなく、実家でのんびりとした時間を過ごしました。しばらく働きづめで、大きな休みをとっていなかった私にとっても良い休息となりました。
十七日から仕事があります。スーザンを残し、私だけ帰ることにします。スーザンは前夜から少し寂しそう。もちろん私も寂しいです。スーザンと一緒に暮らして以来、一人でいるということが極端に少なく、スーザンがいない暮らしが考えられないのです。
とはいえ、実家でもうしばらくのんびりとした時間を過ごすのはスーザンのためでもあります。どうしても私と一緒にいてしまうと、家事などをしてしまいます。何かをやろうとしてしまいます。その点、実家の場合にはお母さんがいらっしゃるので、家事を何もかもする必要がありません。お母さんも病状に理解がありますし、その点は協力的です。
甘えられるだけ甘えたらいい。スーザンにはそう言ってあります。
駅まで送ってもらい、私は東京へと一人向かいます。新幹線に乗り、品川駅へ。何回かの乗り換えの後、自宅へ。
しばらくは一人の生活になります。自分以外誰もいない空間。やはり寂しい。もう一度自分に言い聞かせます。これはスーザンのため。これからのため。また一緒に暮らすため。元気になって、また帰っておいで、スーザン。