ブログは自己顕示欲

鬱になった妻(スーザン)の記録をしていくブログです。

7月1日 遅いくらいで丁度いい

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 先週、先々週とスーザンの体調がすぐれず、通院をお休みしていました。今日は久々の通院。そして退職した前任の先生に変わり、初めての診察となります。
 いつものように二人でお医者さんに行き、スーザンだけがまず診察室に入ります。しばらくしてスーザンが私を手招きして呼び、私も診察室に入ります。
 中に入るとスーザンも先生も笑顔でした。先生との相性はまずまずのようです。スーザンは人見知りなので、先生に会うまでとても心配していましたし、相性が悪かった先生も過去にいましたので、私もそれが心配でした。とりあえずは問題なさそうです。良かった。
 先生からは「ゆっくり」「マイペースで」ということを重ねて言われたようです。どうもスーザンは急いで治そうとするきらいがあるようで、それが無理につながってしまうことを心配されているようです。
 スーザンはスーザンで、自分の回復が遅いのではないか。回復が遅いのは自分が悪いのではないかと思っていたのかもしれません。あらためて先生から「今のペースで悪くないよ」と言われて、少々驚いていたようです。
 実際のところ、私から見てスーザンの回復スピードは遅くありません。丁度三ヶ月前ほどから通院をはじめたわけですし、二ヶ月前には入院するかしないかの瀬戸際にあったことを考えると、たまにお出かけをしたり、料理をしたり、ビーズ手芸やお絵かきなどができるようになっている現状は、かなり良いペースの回復だと思っています。
 真面目過ぎるから自分の回復が遅いのだと思っているんでしょう。真面目さが裏目に出ることがあると、前の先生と同じことをおっしゃっていました。何事も裏表があるもので、表が出るとは限らない。本来は良い部分が悪く作用することがあるのですね。人の精神面とは何とも複雑なものだと痛感します。